今回は吹奏楽の名曲ランキングです。吹奏楽コンクール課題曲やオケ編、ポップスを除く、吹奏楽オリジナル曲でのランキング!※独断と偏見で選んだランキングですのでその点ご了承ください(笑)
第10位 『マゼランの未知なる大陸への挑戦』
邦人人気作曲家、樽谷雅徳の代表曲『マゼランの未知なる大陸への挑戦』がランクイン。
歴史上の人物、大冒険家マゼランの世界一周がテーマ。ストーリー性かつ臨場感のあるキャッチーなメロディーは必聴。後半のトランペットソロおいしすぎです(笑)
第9位 『パガニーニの主題による幻想変奏曲』
吹奏楽界の巨匠ジェイムズ・チャールズ・バーンズ(James Charles Barnes)作曲の『パガニーニの主題による幻想変奏曲(Fantasy Variations)』がランクイン!
各楽器がニコロ・パガニーニの「24の奇想曲 Op.1」第24曲「主題と変奏」の主題、メロディを元にしたアンサンブルを順番に展開、コントラバスクラリネットによるソロまで存在し、「吹奏楽器」の魅力が存分がつまった一曲。
第8位『The Seventh Night of July(たなばた)』
酒井格(さかいいたる)の代表曲でもあり、邦人吹奏楽曲の中でもトップクラスの人気を誇る『The Seventh Night of July(たなばた)』がランクイン!
酒井さんが高校時代に書いた曲で、吹奏楽を知らない人でも思わず引き込まれるその「親しみやすさ」が魅力。吹いていても、聴いていても楽しい一曲。中間部の織姫(アルトサックスソロ)と彦星(ユーフォニアムソロ)は最大の見せ場!
第7位 『ダイナミカ』
吹奏楽の有名作曲家、ヤン・ヴァン・デル・ロースト(Jan Frans Joseph Van der Roost)の隠れた名曲『ダイナミカ(Dynamica)』がランクイン!
NEC玉川吹奏楽団の委嘱作品であり、日本発の曲。演奏会でやコンクールで耳にすることはあまりありませんが、演奏会のオープニングにピッタリな名曲。
第6位 『海の男達の歌』
ロバート・W・スミス(Robert W. Smith)通称「Rスミス」作曲『海の男達の歌(Song of Sailor and Sea)』がランクイン!
「海の男(船乗り)」がテーマになった三部構成の曲。1998年吹奏楽の名門、柏高校吹奏楽部の演奏で一躍ブームに。吹奏楽コンクール全国大会で柏高校が二楽章のオーボエソロを、アルトサックスで演奏し、話題に。
第5位『ルイ・ブルジョワの賛歌による変奏曲』
さて、ランキングも折り返し!第5位には、もう一人のスミス「CTスミス」こと、クロード・トーマス・スミス(Claude Thomas Smith)作曲の、『ルイ・ブルジョワの賛歌による変奏曲(Variations on a Hymn by Louis Bourgeois)』がランクイン。
礼拝の際に唄われる賛歌をモチーフにした変奏曲。曲名から「穏やかな曲?」と思いきや、全セクションに高い技術が必要とされる超難曲。特にトランペットには複数のソロを含む重要かつ重大な任務が課される。吹奏楽コンクール全国大会での精華女子高校の演奏が有名。
第4位『フィエスタ!』
吹奏楽界のヒットメーカー、フィリップ・スパーク(Philip Sparke)作曲の『フィエスタ!(Fiesta!)』がランクイン!
エネルギッシュかつスピーディー。そして中間部ではロマンティックなメロディーと吹奏楽の魅力が詰まった演奏会のオープニングにピッタリの一曲。
第3位『アルメニアン・ダンス パート1』
ランキングもいよいよ佳境。バーンズやスパークと並び、吹奏楽の超有名作曲家の一人アルフレッド・リード(Alfred Reed)作曲の『アルメニアン・ダンス パート1(Armenian Dances Part.1)』が堂々の3位にランクイン。
リードの代表作であり、「最も有名な吹奏楽曲」と言っても過言ではない一曲。アルメニアの民謡を題材として作曲され、「パート1」は5つのアルメニア民謡が連続して演奏される。。TBSドラマ「仰げば尊し」のモデルとなった、吹奏楽のレジェンド高校、神奈川県立野庭高校の演奏はあまりに有名。
第2位『華麗なる舞曲』
第2位には再びクロード・トーマス・スミス(Claude Thomas Smith)の曲がランクイン。「吹奏楽において最も難しい曲は何か?」という議論においては、必ず登場する吹奏楽における最難曲の一つ『華麗なる舞曲(Danse Folâtre)』。
アメリカ吹奏楽界において、最高の実力ともいわれるアメリカ空軍軍楽隊のために、その演奏能力の高さに挑戦した作品。洛南高校や精華女子高校の吹奏楽コンクール全国大会での演奏が有名。
第1位『交響的序曲』
独断と偏見でお送りしてきたランキング(笑)栄えある第1位はジェイムズ・チャールズ・バーンズ(James Charles Barnes)作曲の『交響的序曲(Symphonic Overture)』。
木管、金管、打楽器のどれかに偏ることなく、全てのパートに見せ場が存在、ソロやソリも多く、吹奏楽器の魅力、吹奏楽の魅力を存分に教えてくれる「名曲中の名曲」。
さあ、そんなわけで「吹奏楽の名曲ランキングベスト10~吹奏楽オリジナル編~」をお届けしました。管理人個人の想いも詰まった独断と偏見のランキングでしたが、この他にも吹奏楽にはたくさんの名曲があります。みなさん自身のベスト10も是非つくってみてくださいね!
※名曲ランキングシリーズ「吹奏楽コンクール課題曲の名曲ランキングベスト10」「吹奏楽ポップスの名曲ランキングベスト10」も是非ご覧ください(・∀・)!