吹奏楽コンクール全国大会出場・金賞ランキング(高校の部)2017年版

吹奏楽コンクール全国大会出場・金賞回数ランキング(高校の部)2019年版

今回は吹奏楽コンクール全国大会の出場回数・金賞受賞回数ランキング、高校の部編、2017年版です。

吹奏楽民の中で、吹奏楽の強豪校や名門校の名前は浮かぶものの、実際の出場回数や、金賞受賞回数について、何回くらいか?どこか一番多いか?などはご存知ない方も多いのではないでしょうか。

吹奏楽コンクール全国大会(全日本吹奏楽コンクール)の出場数は野球に置き換えると、「甲子園出場回数」みたいなもの!笑

吹奏楽コンクールの花形部門、高校の部についてランキングをまとめていきます。

強豪校の全国大会初出場はいつなのか?直近の成績でのランキングは?金賞受賞率は?といった気になる情報も合わせてご紹介します!

【Special Thanks】
今回の記事作成にあたり、吹奏楽コンクールデータベース様のデータを参照させていただきました。
貴重なデータの利用をご快諾いただいたMusica Bella管理人様に、あらためて感謝申し上げます。

※学校名の変遷がある場合は、最新の学校名で表示しています。
※2017年度コンクール終了時点の集計データです。
※吹奏楽コンクールデータベース様のデータを元に、手作業で集計しているため、ミスがある可能性がありますので、その点は免責で、、ご容赦ください!

吹奏楽コンクール全国大会通算出場回数ランキングベスト30

まずは吹奏楽コンクール全国大会「通算出場回数」ランキングから!括弧内の数字は初出場年です。

  1位: 40回 愛知工業大学名電高等学校(1966年)
  2位: 38回 大阪府立淀川工科高等学校(1974年)
  3位: 35回 天理高等学校(1956年)
  3位: 35回 東海大学付属札幌高等学校(1978年)
  5位: 31回 福岡工業大学附属城東高等学校(1964年)
  5位: 31回 習志野市立習志野高等学校(1981年)
  7位: 30回 富山県立富山商業高等学校(1960年)
  7位: 30回 富山県立高岡商業高等学校(1977年)
  9位: 29回 秋田県立秋田南高等学校(1974年)
10位: 28回 柏市立柏高等学校(1984年)
11位: 26回 埼玉栄高等学校(1985年)
12位: 24回 愛媛県立伊予高等学校(1984年)
13位: 22回 島根県立出雲高等学校(1968年)
14位: 21回 精華女子高等学校(1990年)
15位: 20回 北海道札幌白石高等学校(1983年)
15位: 20回 秋田県立花輪高等学校(1969年)
17位: 19回 埼玉県立伊奈学園総合高等学校(1995年)
17位: 19回 常総学院高等学校(1989年)
19位: 18回 福島県立磐城高等学校(1981年)
20位: 16回 光ヶ丘女子高等学校(1993年)
20位: 16回 東海大学第一高等学校(1980年)
20位: 16回 東邦高等学校(1956年)
20位: 16回 福岡県立嘉穂高等学校(1970年)
24位: 15回 就実高等学校(1979年)
24位: 15回 岡山学芸館高等学校(1984年)
26位: 14回 明浄学院高等学校(1998年)
26位: 14回 東京都立片倉高等学校(1998年)
26位: 14回 洛南高等学校(1981年)
29位: 13回 安城学園高等学校(1995年)
29位: 13回 春日部共栄高等学校(2000年)

栄えある1位は「愛工大名電」の名で愛される名門、愛知工業大学名電高等学校です。

初出場年は1966年ですので、長期にわたって活躍しているからこその1位と言えます。

また、同じく上位ベスト10の初出場年は1970年代以前が8校と古豪が多く、80年以降は2校。

その2校は5位の習志野高校と、10位柏高校

現在の吹奏楽界でも非常に有名な2校が、凄い勢いで出場回数を伸ばしているのが分かりますね。

吹奏楽コンクール全国大会直近10年出場回数ランキング

次に、吹奏楽コンクール全国大会「直近10年の出場回数」ランキング

1位: 9回 大阪府立淀川工科高等学校
1位: 9回 東海大学付属札幌高等学校
1位: 9回 習志野市立習志野高等学校
1位: 9回 柏市立柏高等学校
1位: 9回 埼玉県立伊奈学園総合高等学校
1位: 9回 光ヶ丘女子高等学校
1位: 9回 春日部共栄高等学校
2位: 8回 愛知工業大学名電高等学校
2位: 8回 埼玉栄高等学校
2位: 8回 愛媛県立伊予高等学校
2位: 8回 精華女子高等学校
2位: 8回 福島県立磐城高等学校
2位: 8回 岡山学芸館高等学校
2位: 8回 明浄学院高等学校
2位: 8回 東京都立片倉高等学校
2位: 8回 大阪桐蔭高等学校
2位: 8回 福島県立湯本高等学校
3位: 7回 富山県立高岡商業高等学校
3位: 7回 玉名女子高等学校
3位: 7回 東海大学付属高輪台高等学校
3位: 7回 出雲北陵高等学校
(2012年までは3出制度があったため10回という学校はありません)

こちらのランキングも超名門の強豪校が並びます。

赤文字は、先ほどの「通算」出場回数ランキングにはなかった学校。ここ近年台頭してきた「新興強豪校」がわかりますね!

吹奏楽コンクール全国大会金賞受賞回数ランキング

次に、吹奏楽コンクール全国大会「金賞の受賞回数」ランキング

金賞受賞回数10回以上のランキング、まさに名門中の名門、強豪校中の強豪の証です。

  1位: 30回 大阪府立淀川工科高等学校(関西)
  2位: 23回 習志野市立習志野高等学校(東関東)
  3位: 22回 天理高等学校(関西)
  4位: 21回 東海大学付属札幌高等学校(北海道)
  5位: 18回 埼玉栄高等学校(西関東)
  6位: 17回 柏市立柏高等学校(東関東)
  7位: 16回 愛知工業大学名電高等学校(東海)
  8位: 15回 埼玉県立伊奈学園総合高等学校(西関東)
  9位: 14回 福岡工業大学附属城東高等学校(九州)
  9位: 14回 常総学院高等学校(東関東)
11位: 12回 精華女子高等学校(九州)
12位: 11回 北海道札幌白石高等学校(北海道)

1位は、丸谷先生率いる「淀工」こと大阪府立淀川工科高等学校。

その後も、習志野、天理と、吹奏楽民なら知らぬ人はいない有名校が並びます。

ちなみにこのランキングは、支部もつけてみました。ランキングに入っている支部は、東関東、西関東、東海、関西、九州、北海道の6支部のみ。

東関東支部は3強と呼ばれる、習志野・柏・常総が揃ってランクイン。

激戦支部は、全国大会でも好成績を収めていることがわかりますね!

吹奏楽コンクール全国大会金賞受賞率ランキングベスト10(15回出場以上)

最後に吹奏楽コンクール全国大会「金賞の受賞率」ランキングベスト10

15回以上出場している学校の中での金賞受賞率のランキングです。

1位: 78.9% 大阪府立淀川工科高等学校(関西)
1位: 78.9% 埼玉県立伊奈学園総合高等学校(西関東)
3位: 74.2% 習志野市立習志野高等学校(東関東)
4位: 73.7% 常総学院高等学校(東関東)
5位: 69.2% 埼玉栄高等学校(西関東)
6位: 62.9% 天理高等学校(関西)
7位: 60.7% 柏市立柏高等学校(東関東)
8位: 60.0% 東海大学付属札幌高等学校(北海道)
9位: 57.1% 精華女子高等学校(九州)
10位: 55.0% 北海道札幌白石高等学校(北海道)

ベスト10に入る学校は、出場した全国大会中、なんと半分以上の大会で金賞を受賞しています。

1位は同率で淀工と伊奈学園。

その後は、激戦区東関東、西関東の超名門校が続きます。

 

というわけで、吹奏楽コンクール全国大会出場・金賞回数ランキング(高校の部)2017年版をご紹介いたしました!

当ブログでは、今後も吹奏楽コンクールの情報を皆様にお届けしていきたいと思います(・∀・)!

※最新2019年の高校の部ランキングはこちら!

吹奏楽コンクール全国大会出場・金賞ランキング(高校の部)2019年版

2019.10.28

※職場・一般の部のランキングも是非ご覧ください(・∀・)!

吹奏楽コンクール全国大会出場・金賞回数ランキング(職場一般)2017年版

2018.03.20

※今回データを参照させていただいた、吹奏楽コンクールデータベース様には、支部大会含め細かなデータがたくさんありますので、是非そちらも訪れてみてくださいね!

>>吹奏楽コンクールデータベースを見てみる

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