『五月の風』~吹奏楽界のレジェンド真島俊夫による課題曲マーチ~

『五月の風』~吹奏楽界のレジェンド真島俊夫による課題曲マーチ~

吹奏楽の名曲、人気曲、吹奏楽コンクール課題曲編。今回はコンサートマーチの傑作「五月の風」 をご紹介します。

『五月の風』はいつの課題曲?

作曲者は吹奏楽界のレジェンド真島俊夫(Toshio Mashima)、平成9年度(1997年) 第45回 全日本吹奏楽コンクールの課題曲Ⅲです。

ちなみにこの年のその他の課題曲は、

Ⅰ マーチ「ライジング・サン」(新井千悦子)
Ⅱ マーチ「夢と勇気、憧れ、希望」(内藤 淳一)
Ⅳ 『ラ・マルシュ』(稲村 穣司)

というラインナップ。まだ1年ごとに交互にマーチとマーチ以外の課題曲、という繰り返しの時期なので、すべてマーチ課題曲となりますが、個人的には『五月の風』が圧倒的No.1。しかしながらこのとき学生だった私の学校は残念ながら課題曲Ⅱだったので、現役で『五月の風』を演奏することは叶いませんでした(笑)

『五月の風』はどんな曲?

『五月の風』はその名の通り爽やかな5月の風や風景を思わせる、6/8拍子のコンサートマーチです。

冒頭、金管のファンファーレに木管の合いの手が入る形で曲が始まり、弾むような木管のメロディーの第一主題へ。ユーフォニアムが裏メロを奏でます。日本人は6/8拍子が苦手、とも言われますが、まさにこの冒頭で6/8にうまくのれるかがポイントと言えます。

その後金管中低音のメロディーに木管楽器が応える第二主題が終わると、トリオ(Torio)へ。主にクラリネットとサックスがメロディーを奏でるこのトリオですが、個人的にポイントだと思うのは「はずむようなメロディーは意識しつつも、フレーズを大きくとる」という点です。ゆったりと一体感のある綺麗なサウンドが響くトリオにしたいですね。

その後金管楽器も加わり曲が展開、リタルダンドを経て最終盤へ。

トランペットとクラリネットの主旋律に、金管中低音群が対旋律を演奏し、木管高音群が装飾系の動きで彩り盛大にフィナーレを迎えます。

吹奏楽名門校による『五月の風』の名演~YOUTUBEで聴ける音源~

人気曲だけあって、ネットには様々な音源があります。まずは高校の部の全国常連、常総学院。

続いて、大学の部、近畿大学。

コンクール音源ではないですが、一般の部の名門アンサンブル・リベルテの演奏も大編成で迫力があってオススメです!

また、通常の参考音源の演奏もあります。

 

『五月の風』の音源・CDはどこで手に入る?

amazonと楽天で真島俊夫さんの作品集が手に入ります。『三つのジャポニスム』『ベイ・ブリーズ』などレジェンドの代表曲が収録されているファン垂涎の一枚です。

また、真島俊夫の作品集はAmazonのダウンロードで聴くこともできます。
>>真島俊夫作品集をダウンロード購入

また東京佼成ウインドオーケストラの参考演奏CDも手に入ります。95年~97年の課題曲が収録されています。

行進曲「K点を越えて」の楽譜はどこで手に入る?

吹奏楽連盟に在庫があれば買えるようです。

>>『五月の風』の楽譜を見てみる

 

さて、そんなわけで『五月の風』を紹介してきました。演奏会のプログラムではオープニングか、テンポを上げてアンコールで取り上げるのもオススメです。是非演奏してみてくださいね!

※『五月の風』もランクイン!歴代課題曲ランキングベスト10も是非ご覧ください(・∀・)!

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2018.01.13

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