伊奈学園 行進曲「K点を越えて」(99年)~吹奏楽コンクール伝説の名演~

伊奈学園総合高校 行進曲「K点を越えて」(99年)~吹奏楽コンクール伝説の名演~

吹奏楽コンクール伝説の名演シリーズ。

今回は第47回(1999年)全日本吹奏楽コンクール全国大会での、伊奈学園総合高校の1999年の課題曲Ⅳ、行進曲「K点を越えて」です。

指揮は、宇畑知樹先生です。

伊奈学園総合高校吹奏楽部とは

吹奏楽民にはもはや説明不要な強豪校ですね。所在地は埼玉県、吹奏楽コンクールの支部は西関東です。

学校名を見ると私立っぽいですが、実は公立高校で、全国で初めての総合選択制の普通高校だそうです。

吹奏楽部は学校設立と共に創立。強豪校ひしめく屈指の激戦区埼玉県、西関東支部にいながら、全国大会に19回出場、金賞受賞はなんと15回(2017年コンクール終了時点更新)という名門中の名門吹奏楽部です。

また、全日本アンサンブルコンテストや全日本マーチングコンテストにも出場し、好成績を収めています。

個人的な感想ではありますが、「音や表現の一体感」が素晴らしく、ただ上手いだけではなくて、心に響く演奏が多く、私自身は伊奈学園のサウンドの大ファンです。

アマチュア音楽の完成系とも言える名演:行進曲「K点を越えて」(99年)

それでは、演奏をご紹介します!

この演奏は大好きすぎて、100回以上聴いている気がします(笑)

冒頭のsubP強豪校っぽくていいですね(笑)真似した団体も多いのではないでしょうか。

この演奏はまさに伊奈学園サウンドの典型のような演奏ですが、特に素晴らしいなと思うのが、trio。

技術的に言えば、タテ(タイミグ)・ヨコ(音程)そして、フレージングがばっちり揃っている、ということなのでしょうが、部員全員の想いが一つの方向を向いて、一糸乱れぬ「音のうねり」になっている感じが本当に素晴らしいです。

技術でいえば、吹奏楽コンクールでいえば一般の部の方が上ですし、もっと言えばプロがいます。

ですが、このサウンドは、毎日同じメンバーが一緒に、長い時間ひとつの曲をやりこんできたからこそ出来上がるサウンドで、アマチュア音楽の完成系の一つだと思います。

伊奈学園の演奏CD・DVDはどこで手に入る?

名門校だけあって、たくさんの音源をネットで買うことができます。

CDは、全国大会のCDや、金賞受賞団体のCDに収録されています。

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DVDは、伊奈学園吹奏楽部ベストコレクションという、伊奈学園の演奏だけを集めたDVDがあります。また、当然金賞常連団体ですから、Japan’s Bestにも収録されています。

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さて、そんなわけで、伊奈学園総合高校 行進曲「K点を越えて」(99年)を紹介してきました。

名演を参考に、いい演奏を目指していきましょう(・∀・)!

行進曲「K点を越えて」~時代を越えて愛される課題曲マーチの傑作~

2017.11.28

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