吹奏楽で奏でるジブリ!厳選おすすめメドレー

吹奏楽で奏でるジブリ!厳選おすすめメドレー

日本が世界に誇るジブリ映画

美しいアニメーションはもちろん、久石譲氏による音楽も本当に素晴らしいですよね。

ジブリの音楽は、もちろん吹奏楽でも大人気。各出版社からジブリの楽譜が発売されています。

今回は、筆者おすすめのジブリメドレーを厳選して、出版社別にご紹介します!

フォスター

1、スタジオジブリ・アニメ・メドレー

編曲:挾間美帆
演奏時間:約9分
楽曲:「となりのトトロ」よりテーマ〜さんぽ〜「天空の城ラピュタ」より君をのせて〜「風の谷のナウシカ」より風の伝説〜「千と千尋の神隠し」いつも何度でも〜「崖の上のポニョ」

オーソドックスな選曲、易しい難易度で、ファミリーコンサートのような場にぴったりのアレンジ。

メドレーの曲一覧には入っていない楽曲がこっそり埋め込まれているのを探すのも楽しいですよ!

ヤマハミュージックメディア

2、New Sounds in Brass 第27集(1999年)アニメ・メドレー~久石譲作品集~

編曲:森田一浩
演奏時間:約8分15秒
楽曲:
君をのせて「天空の城ラピュタ」より
鳥の人「風の谷のナウシカ」より
帰らざる日々「紅の豚」より
風のとおり道「となりのトトロ」より

選曲のセンスが光る、ニューサウンズのジブリメドレー。

冒頭のオーボエ、ファゴット、フルートの三重奏から引き込まれます。

曲と曲とのつなぎも美しく、展開がドラマチックで素敵なんですよね。

余談ですが、ニュー・サウンズ・イン・ブラスシリーズの初期には、久石譲が編曲をしている楽曲もあります。

3、New Sounds in Brass 第30集(2002年)久石譲作品集-2

編曲:森田一浩
演奏時間:約7分半
楽曲:五月の村~さんぽ~あの日の川~旅立ち

こちらは小編成でも演奏できるようになっているメドレーです。

「となりのトトロ」から「五月の村」「さんぽ」、「千と千尋の神隠し」から「あの日の川」、「魔女の宅急便」から「旅立ち」と、4曲構成です。

前半は「五月の村」のワクワクするようなオープニングから始まり、トトロの明るい雰囲気、後半の2曲はしっとりと優しい雰囲気の曲が続きます。

ロケットミュージック

4、ジブリ・メドレー (arr.真島俊夫)

編曲:真島俊夫
演奏時間:約8分15秒
楽曲:
鳥の人(「風の谷のナウシカ」)
海の見える街(「魔女の宅急便」)
あの夏へ(「千と千尋の神隠し」)
ナウシカ・レクイエム(「風の谷のナウシカ」)
君をのせて(「天空の城ラピュタ」)
アシタカせっ記(「もののけ姫」)

難易度が比較的低い楽譜の多いロケットミュージックですが、「決してやさしくないが、やりがいのあるポップスを提供する」というコンセプトで作られている【GOLD POP シリーズ】シリーズから出ているのが、このメドレー。

出だしがとっても華やかなので、オープニングの1曲にいいかもしれません。

選曲にもこだわりを感じます!

ミュージックエイト

5、JAZZ Collection 【ジブリ編 Vol.1】(QC281

編曲:本澤なおゆき
演奏時間:約7分15秒
楽曲:
さんぽ【『となりのトトロ』オープニングテーマ】
人生のメリーゴーランド【『ハウルの動く城』より】
旅路(夢中飛行)【『風立ちぬ』メインテーマ】
海の見える街【『魔女の宅急便』より】
君をのせて【『天空の城ラピュタ』主題歌】

M8もたくさんのジブリ曲が揃っていますが、筆者のオススメはこちらのジャズコレクション。

これ、とっても楽しいメドレーなので、たくさん演奏されてほしいなぁと思います。

マンボ、スウィング、ボサノバなどいろんなテイストが盛りだくさんの、普通のジブリメドレーとは一味も二味も違う、やりごたえ・聴きごたえ抜群のアレンジです!

「ジブリを演奏したいけど、ちょっと変わったメドレーがやりたいなあ~」という方は是非ご検討ください!

ウィンズスコア

6、交響組曲「シネマ・トリロジー」 ~スタジオジブリ・コレクション~ 第2楽章「Intermezzo」

編曲:杉本幸一
演奏時間:約11分30秒
楽曲:
晴れた日に…(映画「魔女の宅急便」より)
ボイラー虫(映画「千と千尋の神隠し」より)
クミコちゃん(映画「崖の上のポニョ」より)
ポニョと宗介II(映画「崖の上のポニョ」より)
遠き時代を求めて(映画「紅の豚」より)
ゴンドアの思い出(映画「天空の城ラピュタ」より)
荒地の魔女(映画「ハウルの動く城」より)
アシタカとサン(映画「もののけ姫」より)

ウィンズスコアから出ている3部作「シネマトリロジー」シリーズは、いずれもシンフォニックで華やかなメドレーで、非常にオススメです!

ピアノが大活躍、3作目にはなんと合唱も登場します!(管楽器のソロ・ソリでも演奏可)

特に筆者の好きな2楽章「Intermezzo」は、「いろいろなキャラクターのテーマや、登場シーンの音楽を集めた『小品集』のようなアレンジ」(HPより)。

とっても聴かせる素晴らしいアレンジで、特に7:38~の「アシタカとサン」のピアノソロ、そこからフィナーレに向かう盛り上がりは鳥肌モノです!

ブレーン

7、スピリティッド・アウェイ《千と千尋の神隠し》より

編曲:森田一浩
演奏時間:約9分
楽曲:『カオナシ』(or『竜の少年』)~『あの夏へ』~『底なし穴』~『湯婆婆狂乱』~『いつも何度でも』~『ふたたび』

作品ごとのメドレーにこだわりを感じるブレーン。

筆者のおすすめの「スピリティッド・アウェイ」は「千と千尋の神隠し」のメドレーで、グレードも4.5と、上級者向けのアレンジです。

「いつも何度でも」から「ふたたび」への凝った仕掛けもスゴイし、筆者は7:46で毎回びっくりしてしまいます笑。

「千と千尋の物語」メドレーをお探しの方、こちらの記事も参考になりました↓

筆者オススメのジブリメドレーをご紹介してきました。

素敵なジブリメドレーは、吹奏楽を通してジブリアニメ自体の魅力も再発見できるような気がしますね。

他にもたくさん素敵なメドレーが出版されているので、いろいろ聴いてみて、あなたのお気に入りの1曲を見つけてほしいです。

吹奏楽仲間にシェアする(・∀・)!