クラリネットアーティスト Micina~吹奏楽界にも影響を与える鬼才~

今回は世の中が、また私個人も大注目しているアーティスト、Micinaさんについて紹介します。

ネットでたまたま出会った名曲『ガラスの海と都市の情景』

私がこの方の存在を知ったのは、いつものようにYOUTUBEで吹奏楽やアンサンブルの音源サーフィンをしていた時のこと。たまたま出会った音源がコチラ

アンサンブルコンテスト全国大会の札幌市立白石中学校のクラリネット8重奏の演奏です。なんじゃこの中学生うますぎ!!!っていうのはさておき(笑)

「うおーーーーーなんてかっこいい曲なんだーーー!!」

JAZZ、POPS?なんというかわからないけど、ハマりすぎてその日にたぶん20回くらいリピートしました。笑

この衝撃は、クラリネットアンサンブルのピアソラ曲を聴いて以来。あの時と同じ「クラリネットってこんなにもかっこよくてナウい(死語)楽器なんだ!」という。笑

調べてみるとこの曲は、NHK交響楽団の元主席奏者、故 内山洋先生の門下のプロクラリネット奏者達が結成している「内山洋クラリネットアンサンブル」の委嘱作品だそう。

そして作曲家はMicinaさん、という方だと知る。

クラリネットアーティスト Micinaとは

そこから、鬼検索が始まり(笑)、Micinaさんについて色々と調べてみました。

公式サイトを見てみると若くて綺麗でスタイリッシュな女性クラリネット奏者の姿が。

ただこの方、最近よく見かける「美人」×「クラシック楽器」×「POPS調」な大衆迎合型女性アーティスト(←口悪すぎw)ではありません。

本名、渡邊樹菜(ワタナベミキナ)さん。公式サイトのプロフィールによれば、千葉県市川市出身。東京音楽大学を卒業されていて、村井祐児さん、故内山洋さんなど日本のトッププレイヤーに師事、クラリネットプレイヤーとしての経歴も素晴らしく、決して色物系のアーティストではないことがわかります。

そして、何より凄いのはクラリネットの演奏はもちろん、作編曲から、プロデュース・演出までこなしているそう。

先ほどのアンサンブル曲『ガラスの海と都市の情景』をMicinaさん本人が演奏しているLive映像を見るとMicinaさんのステージの魅力が一目でわかります!

こちらは、クラリネットをソロに据えた『ガラスの海と都市の情景』の別編曲Ver。

バイオリンやチェロといったクラシック楽器と、エレキベースやドラムといったPOPS楽器を加えた、超おしゃれな編曲。そして、出演者のみなさんのカジュアルな衣装、そして照明も駆使したステージ。

演奏と視覚と両方で楽しめる、まさにポップスクラリネットの新しい世界と言えます。

>>Micinaさん公式サイト

吹奏楽界にも積極的な楽曲提供をしているMicinaさん

こういう先進的なアーティストの方というのは、えてして尖っていて、それこそ「吹奏楽」とは距離を置いているケースが多い印象があったりします。

しかしながら、直接の知り合いではありませんので、想像でしかないのですが、Micinaさんは吹奏楽界、子供達の音楽教育に積極的に関わってくださろうとしている気がします。

前述の『ガラスの海と都市の情景』以外にも、『青の太陽』『パピリオの影』など、彼女の楽曲が、アンサンブルコンテストでも演奏されています

吹奏楽をやっている子供達にとって、音楽や感性の幅を大きく広げてくれるMicinaさんの楽曲。これからもたくさんの楽曲提供がされることに期待です!

Micinaさんの音源・CDはどこで手に入る?

現在1st~4thまでのアルバムが発売されていますが、全てAmazonで購入することができます。

ライブ映像のDVDも発売されています。『ガラスの海と都市の情景』のバンドVerも収録されています。

そんなわけで、クラリネットアーティストMicinaさんを紹介してきました。
今後ますます活躍が期待されますね!個人的には、クラリネットアンサンブルの新曲を心待ちにしています!笑

>>Micinaさん公式サイト

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