クランポンと言えば、クラリットの人気メーカーの一つ。
学生さんから社会人アマチュア、プロの方まで幅広く愛用されていますよね。
クランポンについては、以前こちらの記事でもご紹介させていただきました。
今回は、クランポンのB♭クラリネットの最上位機種と呼ばれる楽器の試奏に行ってきました!
試奏した3つの機種
先ほどご紹介記事にもあった通り、クランポンの機種には、主にR13系とRC系がありますが、
R13系の最上位機種:Tosca(トスカ) と ToscaGL(トスカグリーンライン)
RC系の最上位機種:Divine(ディビンヌ)
グリーンラインは、粉末状にした、グラナディラとカーボンなどの素材を配合した新素材です。
木材と異なり湿度や気温によるコンディション変化の影響を受けにくいのが特徴です。

ずらっと並ぶ最上位機種。(左側のE♭クラリネットは私以外の方の試奏分で、私は吹いておりません)
右から、Divine、Tosca、ToscaGL、各2本ずつとなります。
3機種の印象まとめ
これだけの上位機種を一度に試奏できるなんで、本当に幸せ・・・ということで私自身の3機種の印象まとめてみます。
(クラリネット歴20年以上とはいえ、アマチュア奏者ですし、機種との相性や個体差もあるので、あくまでご参考までに!)
Divine:現時点での最新機種。息をしっかりとまとめてくれる感じ。低音から高音までしっかりと深みのある音。
Tosca:クランポンの中でも高い人気を誇るTosca。多くの愛用者の方がおっしゃる通り華やかな音。
ToscaGL:Toscaと同様に華やかな音。通常のクラリネットより重いので、それに慣れていると重さがちょっと気になるかも!?
最上位機種なので、元も子もないですが、どれもはっきり言って素晴らしいです。笑
Toscaは息をいれるとドカンと鳴るのに対し、Divineはうまくまとめてくれる印象。自由度があって遊びのあるのがTosca、息をしっかりとまとめてくれるのはDivineという言い方もできるかもしれません。
元々RC系を吹いている私としては、Divineが最も相性よいと感じました。
2回目の試奏&選定
一回目で、Divineとの好相性を確認したので、2回目の試奏は、Divineを本数多めにご用意いただいて、プロの先生のもご同行いただき試奏&選定。

ToscaとToscaGLも最後念のため比較で試奏しましたが、Divineが相性よいことを確認し、Divineの中から、1本購入させていただきました♪
繰り返しにはなりますがこのあたりの機種は、本当にどれも素晴らしいので、奏者との相性がとても大事なのではないかと思いました。