吹奏楽部あるある~強豪校編~

吹奏楽部あるある~強豪校編~

本ブログではニッチな視点で語る「吹奏楽部あるある」。

元吹奏楽部員だった筆者がお送りする、吹奏楽あるある「強豪校編」です。

羨ましい?大変そう?懐かしい?強豪校の生活をのぞいてみましょう。

強豪校の日常あるある

基礎練習のレベルが高い

ロングトーン1つとっても、音のブレがなく、のびのびとした音です。

音程のずれにも敏感。チューナーに頼りきりにならず、周りの音を聞いて合わせる能力が鍛えられます。

コンクール曲に手をつけず春はひたすら基礎合奏、という学校もあります。

1年中吹き続ける

平日は朝練と夕練、休日は朝から晩まで練習…

休むのは三が日とお盆、テスト前だけという学校も。

部活が休みでも、家に楽器を持って帰って自主練する部員もいます。

メンバー争いが熾烈

特に高校は部員数が多いところがあり、3学年で150人を超えることも。

その中でコンクールに出られるのは55人だけです。

実力主義なので、学年関係なくオーディションで選ばれます

そもそも各中学校のエースがたくさんいるので、その中でソロを勝ち取る部員はとてつもなく上手いです。

合奏あるある

1人ずつの演奏でも動揺しない

部員全員の前で、1フレーズを1人ずつ演奏することがあります。

早いパッセージは緊張しそうですが、何食わぬ顔で吹くことができます。

返事の声が大きくそろっている

顧問の指示に対して、「はい!」と大きくそろった返事をします。

強豪吹奏楽部は体育会系だと思います。(笑)

楽譜がボロボロ

書き込みが多すぎて、何を書いているのか分からなくなります。

上から赤ペンで強調したり、全員同じタイミングでまっさらな楽譜に替えたりします

コンクール前には、「全国金!」とメンバーで書き合ったりすることも。

強豪校のコンクールあるある

挨拶や礼儀も一流

会場ですれ違った他校の生徒への挨拶が元気よく、スタッフへの礼儀もしっかりしています。

その振る舞いだけで、強豪校だと分かります。

演奏面だけでなく、人間性もよく鍛えられています。

支部大会金賞、からが緊張する

全国大会常連の学校にとって、支部大会で金賞と言われ、代表なのかダメ金なのか分からない…となる時間が一番緊張します。

地区大会では代表になっても歓声を上げませんが、全国大会への切符が獲得できた時は盛り上がります。

支部大会でダメ金だと、周りにざわつかれる

放っておいてほしい…!強豪校故のつらいい瞬間です。

強豪校のファン、保護者あるある

吹奏楽部のファン、先生のファンがいる

「○○ブラスの音が好き」「今年の演奏も楽しみ」という長年のファンがいるのも、強豪校の特徴。

顧問の先生のファンもいます。

定期演奏会は満員御礼

全国大会に出場するような学校の定期演奏会は、満員御礼で人があふれかえります。

地元民や部員の保護者でなくとも、ファンが大勢観に来ます

保護者にお金の負担がかかる

大型楽器を除いて、自分の楽器を持つのが当たり前です。

保護者からは、楽器代はもちろんリードなどの消耗品や備品、外部講師のレッスン代などとにかくお金が飛んでいきます。

練習が忙しいので、部員がアルバイトする時間もありません。

「先に説明してほしかった…!」と嘆く保護者もいるのでは?

強豪校部員の引退後あるある

受験勉強が大変

全国大会に出場すると、10月まで部活につきっきりになります。

そのため、3年生は受験勉強が大変。

それでも難関高や難関大学に進学する人もいるので、できる人はできる、ということでしょう。

 

吹奏楽あるある「強豪校編」をご紹介しました。共感できる部分はありましたか?

強豪校でもそうでなくても、仲間たちと一緒に音楽をやってきた思い出は一生ものですよね。

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