吹奏楽ポップスの名曲シリーズ。
今回はスウィング・ジャズの名曲中の名曲、吹奏楽ポップスの人気曲でもある『シング・シング・シング』をご紹介します。
吹奏楽曲『シング・シング・シング』の原曲は?
吹奏楽でも圧倒的な人気を誇る『シング・シング・シング』
原曲は、スウィング・ジャズの名曲で「King of the Swingers」と呼ばれ、歌手でありトランペット奏者でもあるルイ・プリマが作曲。
吹奏楽民やクラリネット吹きのみなさんの中では『シング・シング・シング』は、ジャズクラリネットの代表的奏者ベニー・グッドマンの楽曲、という印象も強いでしょう。
ベニー・グッドマン楽団が、1938年に音楽の殿堂の一つ、カーネギー・ホールで演奏して以来、同楽団の代表曲として知られるるようになりました。
その後、多くのビッグバンドによってカバー。
日本でも映画『スウィングガールズ』でも取り上げられ、話題になりました。
『シング・シング・シング』はどんな曲?
吹奏楽版の『シング・シング・シング』は1981年にNew Sounds in Brass(ニュー・サウンズ・イン・ブラス)第9集で登場。
編曲は、吹奏楽界のレジェンド岩井直溥さんです。
冒頭は、トロンボーンとトランペットの掛け合いでスタート。
サックスを中心としたメロディーに、トランペットが合いの手を入れます。
そしてこの曲のポイントはなんといってもソリスト。
ドラムは冒頭からこの曲のリズム感、躍動感を司る役割を担い、ソロも随所に登場します。
そして、管楽器のソリストはクラリネットとトランペット。
特に前半と終盤の2回登場する、この曲の主役、クラリネットソロには注目。
ベニー・グッドマンの演奏や、ジャズプレイヤーの演奏を参考に、普段のクラシック奏法は忘れて自由に吹いてもらいたいところです。
ソリスト以外の奏者も、「吹奏楽だ」という考えをできるだけ捨てて吹くことで、よりステキな演奏になる気がします。
ジャズクラの名手エディ・ダニエルズが参加した吹奏楽『シング・シング・シング』の演奏~YOUTUBEで聴ける音源①~
東京佼成ウインドオーケストラの演奏で、吹奏楽『シング・シング・シング』の元祖、ニュー・サウンズの音源をご紹介いたします。
そして、東京佼成ウインドオーケストラのニュー・サウンズの音源はもう一つあります。
ニュー・サウンズ・スペシャルに収録された『シング・シング・シング』。(その後、ベスト100のCDにも収録)
こちらが圧倒的にオススメ。
その理由は、クラリネットのソロを吹いているのがジャズクラリネットの世界的名手、エディ・ダニエルズであること!
個人的にも中高生の頃、何度も何度も繰り返し聴いた、思い出の一曲です。
原曲ジャズ版『シング・シング・シング』~YOUTUBEで聴ける音源②~
次に原曲Verの『シング・シング・シング』。
吹奏楽版を演奏するとしても、原曲Verを聴いておくことで、絶対に演奏に活きると思います。
まずは、ベニー・グッドマンの演奏。味があっていいですね。
次に、個人的な圧倒的オススメ。
先ほどご紹介した、ニュー・サウンズ・スペシャルのソロにも参加した、エディー・ダニエルズの『シング・シング・シング』。
アレンジも原曲とはちょっと異なりますが、スピード感、躍動感、凄まじいです。
そして、なんと言っても、エディー・ダニエルズのソロ。
超絶技巧、圧倒的なノリ。『シング・シング・シング』における超名演の一つだと思います。
吹奏楽民にも絶対に聴いてほしい名演です。
『シング・シング・シング』の音源・CDはどこで手に入る?
繰り返しとなりますが、ニュー・サウンズ・スペシャルのCDに収録されています。
本ブログの『宝島』や『アフリカンシンフォニー』でもこのCDについて触れましたが、私自身が学生時代にドハマりした思い出のCD。
『宝島』や『アフリカン・シンフォニー』『オーメンズ・オブ・ラブ』や『ディズニーメドレ1』など、吹奏楽ファンにはたまらない曲のみで構成、しかもエリック・ミヤシロ、伊東たけしなど超有名ソリストがされている、至極の一枚です。
『シング・シング・シング』の楽譜はどこで手に入る?
ヤマハの楽譜出版のほか、Amazonや楽天市場でも購入することができます。
そんなわけで、『シング・シング・シング』を紹介いたしました。
ジャズの演奏をたくさん聴いて、インスピレーションを高めて『シング・シング・シング』を演奏してみてくださいね(・∀・)!
※『シング・シング・シング』もランクイン!吹奏楽ポップスの名曲ランキングベスト10も是非ご覧ください(・∀・)!