吹奏楽コンクール伝説の名演シリーズ。
今回は第61回(2013年)全日本吹奏楽コンクール全国大会での、習志野高校の2013年の課題曲Ⅱ、祝典行進曲「ライジング・サン」です。
指揮は石津谷治法先生。
市立習志野高校吹奏楽部とは
甲子園での応援「レッツゴー習志野」などでも知られ、吹奏楽民だけでなく広く知られている、習志野高校吹奏楽部。「イチナラ」の愛称でも知られています。
吹奏楽民にとっても、憧れの名門吹奏楽部。所在地は千葉県習志野市、吹奏楽コンクールの支部は東関東です。
野球、サッカー、バレーやボクシングでも全国的に有名な学校で、サッカー部は全国高校サッカー選手権、インターハイでの全国制覇を成し遂げています。
そして、吹奏楽部もそれらの部活に、勝るとも劣らない実績を収めています。
強豪ひしめく東関東支部にいながら、全国大会に33回出場、金賞受賞はなんと23回(2019年コンクール終了時点更新)という名門中の名門の名を欲しいままにする吹奏楽部です。
また、全日本アンサンブルコンテストや全日本マーチングコンテストでも好成績を収めています。
コンサートマーチの頂点とも言える演奏:祝典行進曲「ライジング・サン」(13年)
それでは、演奏をご紹介します!
YOUTUBEでの動画がなくなってしまったので、ニコニコ動画のリンクを。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm21578052
習志野は昔から長く活躍していますので、名演製造機のような学校ですし(笑)、私の世代だとどうしても懐かしんで古い演奏を取り上げてしまうところではありますが、今回はあえて最近の演奏を取り上げてみます。
冒頭金管楽器のファンファーレ、凄すぎませんか?笑
ハイトーンをバシバシ当てるのは強豪校のお得意芸ではありますが、このような中低音のファンファーレをここまで重厚かつ綺麗に決められるのは、本当に鳥肌です。
そして、習志野といえばクラリネット。あくまで個人の主観ですが(笑)、習志野高校は伝統的にクラリネットパートがうまいと感じます。
この曲でもテーマのメロディ、そしてトリオのクラリネットパートは秀逸の一言。音程も音色もピッタリ。
全国金賞が当たり前の習志野高校ですから、常に黄金世代と言えますが(笑)、このクラリネットパートに、冒頭の金管楽器、、この世代は歴代習志野高校の中でも屈指の黄金世代なのではないでしょうか。
全体として、丁寧かつ重厚で、コンサートマーチのお手本ともいえる演奏。私個人としてはアマチュアのコンサートマーチの演奏としては、歴代でも屈指の名演だと思っています。
習志野の演奏CD・DVDはどこで手に入る?
今回ご紹介した演奏は、以下のCDに収録されています。
習志野高校は全国大会の常連高校ですので、全国大会の演奏CDや、定期演奏会CDも発売されています。
ということで、習志野高校 祝典行進曲「ライジング・サン」(13年)を紹介してきました。
コンサートマーチを演奏する時には、是非この名演を参考にしてみてくださいね(・∀・)!